【連載】Twitterまとめ - 第2回 サービス企画の苦しみ編(5月3週)
2010年05月27日
サイテック株式会社で、根っからの技術者である社長や、大手IT企業から転職してきた仲間たちと議論しながら、社会をもっと豊かに、幸せにするアプリケーションを作ってみませんか?
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いよいよLinuxにKVMをインストールしてみようと思います。
最新のKVMで検証したいという事で、つい先日リリースされたばかりの Fedora 11 で検証してみようと思います。(カーネルは2.6.29)
なお、KVMは Intel VT や AMD-V といったCPUの仮想化拡張機能を利用することが前提となっているため、対応CPUを積んでいるマシンでの動作が望ましいです。
# 幸いなことに今回の検証機はサポートされていました。
# (ここ1・2年に購入したマシンであれば概ね大丈夫っぽいです)
# 対応CPUかどうかを調べるためにはBIOSメニューを覗いてみるのが手っ取り早いです。
Fedora 11のインストール自体はそんなに面白くないので省略(笑)
ただしKVMの仮想マシンのNWとNICを共有するのでブリッジの設定はしておきましょう。
念のため設定手順も残しておきますので参考にしてください。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を下記のように変更
# Networking Interface
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
DNS1=xx.xx.xx.xx
GATEWAY=xx.xx.xx.xx
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
IPADDR=xx.xx.xx.xx
NETMASK=255.255.255.0
ONBOOT=yes
BRIDGE=bridge0 ←ココを追加!
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bridge0 を新規追加
# Networking Interface
DEVICE=bridge0
BOOTPROTO=static
DNS1=xx.xx.xx.xx
GATEWAY=xx.xx.xx.xx
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
IPADDR=xx.xx.xx.xx
NETMASK=255.255.255.0
ONBOOT=yes
TYPE=Bridge
これでNICを再起動すればOKです。
次はいよいよKVMとその周辺モジュールのインストールです。
makeなどは一切必要なくyumで一発インストールが可能です。
yum install kvm qemu virt-manager
そしてkvmのドライバモジュールをロードします。
modprobe kvm
さらにIntel VT対応CPUのため専用モジュールをロードします。
(ちなみにAMDのCPUを使っていてAMD-V対応の場合はkvm_amdをロードさせます)
modprobe kvm_intel
念のためロードされているモジュールを確認します。
lsmod | grep kvm
kvm_intel 47768 0
kvm 152904 1 kvm_intel
いよいよ起動です。先ほどインストールした仮想化共通ライブラリのlibvirtをstartさせます。
/etc/rc.d/init.d/libvirtd start
libvirtd デーモンを起動中: [ OK ]
これで準備完了です。
コマンドでもKVMの仮想マシンの作成や各種制御は可能ですが、
管理性を重視するためここはGUIで操作してみることにします。
まずX Windowを起動させて「アプリケーション」→「システムツール」→「仮想マシンマネージャ」を立ち上げます。

これがGUIベースの仮想マシン管理ツールである virt-manager です。
RedHat系では仮想マシン管理の標準的な位置づけとなるツールですが、KVMだけでなくXenの仮想マシンも管理することができます。

まずは「ファイル」→「接続を追加」を選択してローカルマシンの仮想化環境を管理できるようにしましょう。

さらに一覧のlocalhostの行を右クリックして「新規」を選択します。
マシン名を入力しISOイメージからインストールさせるように選択します。

ISOイメージがあるディレクトリを選択し(今回はCentOS5.3にしてみました)、OSのタイプを選択。
もちろん物理サーバのDVDやCD-ROMドライブにメディアをマウントしてもらってもOKです。

その仮想マシンに割り当てるリソースを設定します。
なお、メモリは他の仮想マシンとの共有はできませんがCPUは可能です。
つまり4コア搭載しているサーバ上で、仮想マシンAに3コア、仮想マシンBに3コアという割り当て方も可能です。
言うまでもなくCPU負荷は相互に干渉することになりますので、その辺に関しては後ほど検証してみたいと思います。

で、仮想ディスクの割り当ての設定をします。
「allocate entire disk now」はチェックを入れておくといきなり固定長で設定したサイズのイメージファイルが作成されますのでとりあえず外してみます。

最後が重要です。
Advanced optionsの中にNIC設定がありますので、これを先ほど設定したブリッジ接続にしておいてください。
これで完了を押下すれば仮想マシンが作成されて、インストールメディアのISOイメージからブート、通常のセットアップに入ります。
ちなみにvirt-managerの一覧から該当の仮想マシンをダブルクリックすれば、コンソールウィンドウが起動します。
この辺は他の管理ツールと大体同じですね。

さてさて、長くなってしまいましたがKVMが動く状況までご紹介しました。
次回は誰もが気になる仮想マシンに負荷をかけた時の挙動について色々検証してみようと思います。
■今日のひとりごと
virt-managerを一通り触っている中でHWベンダが出しているブレードサーバの管理ツールを思い出しました。
確かに相手が物理か論理かだけの違いで目的は一緒なんですよね。
まだversion1.0にもなっていないとはいえ、使い勝手は負けていないと思います。
あ、CentじゃなくWindows7 RCを入れれば良かったかな・・・(笑)
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